インフルエンザワクチン接種について
インフルエンザワクチンの接種は、例年10月1日にスタートしています。
ワクチンは数が決まっていますので、なくなり次第終了となります。
早めのご予約が安心です。
特に13歳未満の子どもの接種は2回必要ですし、その際には1回目と2回目の間に2~4週間の間隔をとる必要がありますので、早めの接種をおすすめしています。
ご予約方法
・電話予約 0467-24-0220
・直接来院
・WEB予約 こちら>>
料金
成人(1回)、小児(2回) 一般 | 3,850円(税込) |
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鎌倉市 65歳以上 | 自己負担1,700円(税込) |
逗子市・葉山町 65歳以上 | 自己負担1,500円(税込) |
当院のインフルエンザワクチン接種の特徴
安全性の高い接種
1回で使い捨てるディスポーザブル製品の注射針や容器、グローブを使用することで、感染を防いで安全性の高い接種を行っています。また、密徹底的に消毒した器具は、密閉されたものから直前に取り出すことで、リスクを最小限にしています。
痛みを最小限に抑制
注射針は「G」という単位で太さがわかり、数字が大きくなると細くなります。採血などで使われる注射針は21G~23Gですが、予防注射では24G~26Gが使われます。注射針が細ければ刺激する痛点が少なくなりますので、痛みも起こしにくくなります。当院では更に極細の注射針を使用することで痛みを最小限に抑えています。
痛点は、1㎜四方に平均2つあるとされています。当院でインフルエンザワクチン接種に用いている注射針は、わずか0.26mmですから、痛点に触れる可能性を最小限にできます。なお、一般的な注射針は0.4~0.8mm程度ありますので、痛点に触れずに注射できる確率はかなり低くなってしまいます。
ワクチン接種時の注意点
接種できない方
- 体調不良を自覚されている
- 体温が37.5度以上
- 重度の鶏卵アレルギーがある
- 1歳未満
ご来院時のお願い
接種は、上腕の外側に行いますので、上腕を出しやすい服装でおいでください。
未成年の接種
保護者同伴でいらしてください。問診票にも保護者の方の署名が必要になります。
13歳未満の接種
十分な免疫をつけるために、2回の接種が必要です。接種間隔が2~4週間必要ですので、早めに1回目を受けておくと安心できます。
企業などで接種をご希望の方へ
企業・団体などの福利厚生として行うインフルエンザワクチン接種にも対応しています。社員・職員の方とご家族などを対象にして行う接種です。
スケジュール作成、一括請求や後日のお支払いなど、ご希望に合わせたアレンジも可能です。
お気軽にご相談ください。
インフルエンザワクチン接種に関するQ&A
インフルエンザワクチンの接種は毎年受ける必要がありますか?
インフルエンザウイルスは性質を変化させるため、毎年異なるタイプが流行します。こうしたことから、インフルエンザワクチンはその年の流行予測に合わせてつくられています。
また、インフルエンザワクチンは、病原体を弱毒化させた生ワクチンではなく病原体を不活化させたワクチンですから、その効果は5か月程度しか持続しないとされています。
こうしたことから、毎年接種を受けることで効果的な予防が可能になります。
インフルエンザワクチンを効果的に接種できる時期はいつですか?
接種から2週間程度してから予防効果が現れ、持続期間が5か月程度です。例年のインフルエンザ流行ピークは1月~3月です。ピークをしっかりカバーするためには、11月中旬から12月初旬の接種がおすすめできます。また、13歳以下の場合、2回接種が必要になりますし、接種間隔として2~4週間必要ですから、1回目の接種は遅くとも11月初旬までに受けておくと安心できます。
インフルエンザワクチンの4価はどういう意味ですか?
インフルエンザワクチンは流行を予想してつくられています。インフルエンザウイルスにはA型・B型があり、ワクチンはインフルエンザウイルスA型株(H1N1株とH3N2株の2種類)及びB型株(山形系統株とビクトリア系統株の2種類)を培養してつくられているため、4価ワクチンと呼ばれています。
インフルエンザワクチン接種にはどんな効果がありますか?
発症もある程度予防できますが、かかってしまった場合も重症化を予防する効果が期待できます。一般的にはインフルエンザに感染・発症して1週間程度で回復しますが、症状が長期間続くこともあります。また、肺炎やインフルエンザ脳症を合併して重症化し、死亡に至ることもあります。高齢や基礎疾患がある場合や、疲労や睡眠不足で免疫力が低下していると重症化を起こしやすいため、重症化を防ぐワクチンの効果は有効性が高いとされています。
また、社会全体の公衆衛生という観点からも、接種を受ける方が増えれば流行自体を抑制できるという効果があります。これによって、重篤な疾患があって接種が受けられない方の感染も抑制できます。
※インフルエンザワクチンについての詳細な情報は、厚生労働省の『令和2年度インフルエンザQ&A』をご確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou01/qa.html